さて,去る11/10(木), 移動座談会in宮城東部地区 を開催いたしました

ブログでの報告が大変遅れてしまい,申し訳ありません

当日は7名の方にご参加頂き,震災時に困ったことや今後必要な福祉サービスについてのご意見を伺うことができました。
震災時のお話については,前回の黒川地区でも出ていましたが,やはり情報の不足と,障がいを持ってる方が気兼ねなく利用できる場所の確保が課題としてあがっておりました。
また,学校や児童デイサービス事業所へ行っていた際に地震が起きたため,自宅で待機していればいいのか,迎えに行くべきなのかの判断に迷ったという方や,登下校中,お子さんが1人でいるときに震災に遭われた方もいらっしゃり,自分たちで出来ることとして,事前に関係機関と震災時の動きを確認しておいたり,日頃から家族内でも対応や約束ごとを決めておく必要性があることを改めて感じました。
福祉サービスについては,児童デイサービスやショートステイなどに時間や定員での制約が大きく,もっと柔軟に対応してもらいたいといった意見や,療育相談できる場所が限られており,予約がなかなか取れないため,身近な地域で相談したいときにタイムリーに相談できる環境への要望がありました。また,他県から引越しされたきた方からは,以前住んでいた地域では学校への専門職の巡回支援などがあったというお話もあり,他県の状況などを伺うこともできて,今回もとても勉強になる会となりました。
他にもたくさんの貴重なご意見を頂いており,今回のご意見は自立支援協議会などを通じて,関係機関へ届けていくとともに,ぱれっととしても事業の運営に反映させていきたいと思います。
講師としてご協力いただいた,多賀城市 地域活動支援センターの高橋所長からは,日頃から地域の社会資源を知っておき,利用してみることで,緊急時にも柔軟な対応に繋がるといったお話や,社会資源を増やしていく方法について,インフォーマルな資源の活用について等,貴重なお話を伺うことができ,参加された保護者の皆様からもご好評を頂きました

座談会につきましても,福祉サービスについて話す機会を得られて良かったなど,嬉しいご感想を頂いており,今後も保護者の皆様と繋がっていけるような行事の企画を考えていきたいと思います

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